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海外マーケティング

2016.05.18

暮らし Life

海外マーケティング


vol.33:グローバルママ研究所現地レポート!『食の安全』が最優先!ベトナム人主婦の防衛策

グローバルママ研究所現地レポート!『食の安全』が最優先!ベトナム人主婦の防衛策


ママになってから、裏返すことが増えた。
なぜって?それは食品の表示内容を確認するため…。


今回は、ベトナムの主婦たちがどうやって、
食の安全を確保しようとしていたのか。
そのリアルをお伝えする。


現地にてインタビューしたママ、全員が口にした
「食への不信感」は前回のメルマガの通り。


いわく「スーパーですら信用できない…」


どうやら、テレビをはじめとするマスメディアの影響以外に、
SNSでの噂レベルのネガティブ記事が拡散されていることにも
要因があるようだ。


実際のところ、このような「漠然とした不安」を抱えたママたちは
家庭でどう食の安全を守ろうとしているのか。
ヒアリングを通して探ってみた。

■ほぼすべてのママがチェックする項目とは?
「生鮮食品を選ぶ時、特に気をつけている点は?」
という質問に対して、8割以上のママがチェックした項目は
「見た目の新鮮さ」と「原産地」。


特に原産地については、スーパーで売っているものでないと
場所は特定できないが、県単位まで見るという。
テレビ等でも安全な野菜の原産地が報道されていて、
それで判断していると語るママもいた。


一方、どこまでも疑心暗鬼になっていて、
原産地が書いてあってもそれも信用できないと語る人も。
たとえ、原産地が正確だとしても、
保存料などを大量に入れているのではないか…。


と、どこまでも不安は消えないようだ。


なお、ドイツの市場調査会社GfKが2012年に発表した
「世界の消費者の行動、考え方、価値観」では、
ベトナム人消費者のうち、商品の原産地や生産プロセスが
重要と考えている人は68%(世界平均は35%)となっており、
いかに原産地などが重視されているかを物語る
数字となっている。


「ベトナム人消費者、購入態度は他国より慎重、健康や食の安全に関心」
http://www.viet-jo.com/news/statistics/131126093300.html

■食の安全を確保する究極の方法
これだけ不安が大きいと、どうやって日々の暮らしを
防衛しているのか、気になって、いろいろと聞いてみた。
スーパーが信用できない国で、生きることに直結する
「食」の安全は果たしてどうやったら確保できるのか!?


ママたちの行き着いた先は、
「自給自足」か、「オーガニック食材」を手に入れること。


・同居している母が屋上で野菜をつくっている
・祖父が田舎でにわとりを飼っているので、肉は困らない
・できればオーガニックを手に入れる


など、親戚とオーガニックを駆使して、乗り切るか…。
選択肢は少ない。あるいは、信用できないが
目をつぶっていると達観したママもいた。


驚くことに屋上菜園と答えた人は1人ではない。
農薬の問題などがあり、何を信じたらよいかわからない。
行き着く先は、自給自足というわけだ。


さらに、屋上菜園ならお金はそこまでかからないからと答える
あたりが倹約家の多いハノイ人らしい。


ちょっと余談になるが、体に害のない天然由来の
野菜用洗剤などに興味はあるかと聞いたら、


「どこで手に入るのか?」
「メーカー名は?」
「興味がある!」


と身を乗り出して、飛びついてきた。

■現地調査から紐解く、ベトナムママにウケるポイント
ベトナムにおいて、ママたちへのインタビューを通して感じた最大の気づき。
それは、消費者の食に対する意識が高まり続けていることだった。


背景の一つとして、急速に広まっているSNSがある。
簡単に投稿できるFacebookなどを通じて、
これまで報道されていなかった、噂レベルの情報も
拡散されている。


ちなみにベトナムのFacebookユーザーは約3,500万人。
日本は約2,400万人である。
人口では、日本がベトナムの1.4倍あるが、
Facebook人口では少ない。
それだけ、ベトナムでは、SNSの影響が強いということがわかる。


そのため、消費者は必要以上に食に対して
不安を抱えてしまい、結果、自衛に走るという
構図ができている。


真偽を確かめる手段であるはずの
トレーサビリティシステムも市民には浸透しておらず、
(聞いてみても言葉の意味すらわからないくらい…)
しばらくはこの流れは続くと見込まれる。


食品に関してはとりわけママたちは子どもや
家族を守るという観点からもとても敏感だ。
「食の安全・安心」で厳しい基準を持つ
日本企業にとっては、市場開拓の新しい可能性を
切り拓ける分野ではないだろうか。



※本記事中のデータの出典
Facebook利用者数:FBの広告管理画面より(2016年2月)




続きはまた^^



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