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海外マーケティング

2016.03.09

暮らし Life

海外マーケティング


vol.25:香港の『子どもメガネ族』は超オシャレ!そのからくりをこっそり公開

香港の『子どもメガネ族』は超オシャレ!そのからくりをこっそり公開


スマホがお友だち!?その結果とは…

香港の子どもたちにとってスマホはすでに毎日の生活に欠かせないものになっている。
習い事の合間や送り迎えの車の中でゲームをしている子どもたちを見るのは
決して珍しい光景ではない。

夜遅い時間でも親子連れが目立つ香港のレストランでは、
スマホやiPadの画面を見せながら子どもに食事をさせているシーンも
よく見かける。必然的に彼らは、物心がつく前からしょっちゅうスクリーンを
見続けていることになる…。

その結果はどうか。小さいうちからメガネ族!である。
親からの遺伝もあるものの、遺伝ではない理由でメガネをかける羽目に陥る子どもが多い。

しかし、不思議なことに地元のテレビでは子ども用のメガネや
コンタクトレンズのCMはほぼ見当たらない。ショッピングモールや百貨店などに
行けばメガネ店は多数あるものの、特に子どもをターゲットにした
メガネ等の広告らしきものを目にすることがないのはなぜだろうか。

■商品・サービス概要
その理由は医療システムにある。

香港では、初めてのメガネ選びはかかりつけの眼科医に任せることが多いためだ。
子どもが生まれるとすぐに 産科医から紹介を受けた小児科医がかかりつけになるが、
この産科医は 他に皮膚科医、眼科医、耳鼻科医などとチームを組んで
総合クリニックを開いているケースがほとんどである。

そして、眼科には視力検査技師が常駐しており、
その場でメガネを注文して購入できるシステムがある。

実はこの仕組み、ママにとっても利便性が高い。
ワーキングママの多い香港では子どもの病院通いも「アマ」と呼ばれる、
おもにフィリピンやインドネシアから出稼ぎで来ている住み込みのお手伝いさん
たちの仕事の一つである。働くママの立場に立つと、やはり一つの
クリニックにそれぞれの専門医がいてくれるのは非常にありがたい。

電話でやりとりするのもスムーズであり、お手伝いさんと子どもが
あちこち歩き回らなくて済む。簡単な検査結果であれば電話連絡でもOK。
やはり、香港では何事もすばやい対応と結果が求められる。

クリニックでファーストメガネとして勧められる代表的なブランドは2つある。

高級志向であればデンマーク製のリンドバーグだ。
ネジを使用しない画期的な超軽量メガネフレームが特長であり、
親子そろって愛用することも多く、クリニックでは一番の在庫が取り揃えられている。

もう一つのブランドは、比較的廉価な韓国製のトマトグラッシーズ。
ファーストメガネは、子どもが慣れるのに時間がかかる場合もあり、
手ごろな価格のものから試してみたいというリクエストに応えている。
軽量なフレームでズレにくい鼻パッド、別売りでバンドを取り付けることが
できるというのが人気の理由だ。0歳から小学生までのファーストメガネとしては最適だ。


参照URL:
リンドバーグ社
http://lindberg.com/

トマトグラッシーズ
http://tomatoglasses.com


■なぜ、流行っているのか?
出産から直結したクリニックのネットワークを経て、かかりつけの眼科医で
ファーストメガネを手に入れる香港の子どもメガネ事情。
メガネは機能性だけではなく、子どもたちの間でおしゃれのマストアイテムとして流行っている。

その理由は、おしゃれでカラフルなメガネを手に入れやすい環境にありそうだ。

香港から一番近い中国大陸国境の町である深セン。
安い雑貨や衣料品、コピーブランド商品を手に入れるために出掛けるのは 
観光客だけでなく香港の人々も一緒である。

香港のママたちは、香港サイドのハイエンドなメガネ店や総合クリニックで
きちんと視力を測ってもらいメガネの度数がわかったら、ママ友とみんなで
カープールや車をハイヤーして深センに向かう。そこで気に入ったブランドものの
メガネのフレームに「似たもの」を色違いでオーダーするのだ。

度の入ったレンズも飲茶を楽しんでいる一時間ほどで仕上がる。
新しいもの好きだが、金銭感覚のしっかりした香港人ならではのお買い物法である。

とても派手好きな香港人にとって、リーズナブルな価格でデザインは本物志向、
かつ、カラフルなフレームが手に入るのはなんともありがたい話である。
大人顔負けに、子どもメガネ族はTPOに応じてメガネを使い分けていて、
複数本持つのが当たり前だ。黄色いジャケットを着た日にはパッと見でも目立つ黄色い縁のメガネ、
といった大胆なコーディネイトもよく見かける。私立の学校は制服があるところが
ほとんどなので 校則もあって、あまり派手にしている様子を見かけないが、
スポーツ用、お出かけ用、学校用などのセレクションは、
特にハイエンドなメガネ店には多数用意されている。

なお、新たな動きとしては、子どものコンタクトレンズ使用開始年齢が
早まっている点も見逃せない。10代に入る13歳くらいから、というのが今までの
ドクターの推奨だったようだが、スポーツを楽しみたい子どもたちや見た目が気になるという理由により、
きちんとお手入れができるようであればとの条件付きで、コンタクトレンズの使用を早める場合も
多くなってきている。

香港の中流以上の家庭では子ども一人につき、お手伝いさんを一人雇うのは
決して珍しいことではないため、コンタクトレンズのケアについては、
きちんと教育さえできれば、つきっきりでしてもらえるから心配や抵抗も少ないのだ。
また、小さいうちからメガネをかけ始めることについては、
後々レーシック手術を早い段階で受けさせることもできるとの理由で、
非常に楽観的に捉えている親が多い。

■トレンドから見える香港でウケるポイント3つ
1.実際にメガネをかけてみた時の快適性もさることながら 
パッと目を引くような派手なデザインのものが好まれている。

2.お得感とスピード、ブランドのバランス。
深センまで出かけて手頃なものをスピーディに手に入れて楽しむ。
また、ブランド思考が強く、大人と同じものを子どもに
身につけさせたい親心はメガネ選びにも現れている。

3.新しいものに飛びついて果敢にチャレンジしようとする
香港人のツボはおさえるべき。たとえば、寝ている間に装着するだけで 
視力矯正が期待できるコンタクトレンズへの期待も高まっている。

ママリサーチャー:香港在住M.J.

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