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海外トレンド

2016.02.11

暮らし Life

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vol.21:4年で1万倍の市場規模に!全米のママたちの心を掴んだあのベビー向け商品とは?

4年で1万倍の市場規模に!全米のママたちの心を掴んだあのベビー向け商品とは?


お腹がいつ減っても大丈夫!「いつでもどこでも」ベビーフード

赤ちゃんが生まれて半年。ママもそろそろお出かけもしたくなる時期。
でもこの時期は、離乳食を始めるタイミングでもある。

長時間の外出であれば離乳食を携帯し、食べさせなければならない時もあるだろう。
ただでさえかさばる赤ちゃんの荷物に加え、離乳食や赤ちゃん用のスプーン、食器、
汚れた時のティッシュ、着替え、など荷物が一気に増えてしまう。
また、離乳食の衛生面も悩みどころだ。

外出先の離乳食として便利なのは、市販のベビーフードである。
日本でベビーフードといえば、瓶やパックに入ったものが一般的だが、
ここアメリカでは、パウチに入ったストローで吸い出すタイプの
ベビーフード(スパウト型ベビーフード)がお出かけ時に大変重宝されている。

■商品・サービス概要
スパウト型ベビーフードは、日本でおなじみのCM「10秒チャージ…」
(いわゆるウイダーinゼリー)の赤ちゃん版である。

手のひらサイズのストロー付きパウチで、赤ちゃんが自分で持ち、
吸い出して食べられるようになっている。キャップは、開けやすく、
誤飲しないように大きめに作られている。

肝心の中身は、オーガニックの野菜や果物、穀物、ヨーグルトなどの単品、
もしくはいろいろな種類がペースト状でミックスされている。

例えば、ヨーグルトベースと果物のミックス、果物数種類がミックスされた
フルーツソースなどのデザート系から、豆と野菜の煮込み、マカロニチーズや
スパゲッティミートソースなんてアメリカらしい食事系のものまでさまざまな種類がある。
カロリーは、1つあたり100キロカロリーほどだ。

さまざまなメーカーからこのスパウト型ベビーフードが販売されているが、
その多くは、オーガニック食品やGMO(遺伝子組み換え食品)でないものなど
食品表示がされており、自分で長時間かけて作ったベビーフードよりも
簡単に、安心して子どもに与えられる。

もともとは2008年頃、Plum Organicsというブランドが発売したのをきっかけに、
翌年には大手ベビーフードメーカーが一気に参入した。
発売当初は、1つあたり1.4ドル~2ドルと瓶詰めのベビーフードと比較し、
2倍近くの価格だったようだ。現在は、スーパーのベビーフードのコーナーには、
さまざまな種類がずらりと並び、1個売りよりも2つで3ドル、
10個で10ドルなどまとめ買いで安くなっている場合が多い。


参照URL:
Plum Organics社(2007年創業)
http://www.plumorganics.com/
■なぜ、流行っているのか?
人気の理由は、ずばり時短。

親たちは忙しく、子どもにじっくり食事を食べさせている時間がないが、
これならいつでもどこでも食べさせられるというわけだ。

クッキーやビスケットのように食べカスが散らばることもない。
赤ちゃんが途中でお腹いっぱいになってもふたをして持ち運びできるため、
少量を何度も食べる赤ちゃんにはちょうどいい。

殺菌してあり、常温保存できるため、持ち歩いても腐敗などの心配がない。
また、赤ちゃん用の器やスプーンなども不要で、荷物が増える心配もない。
子どもが自分で持って少しずつ食べられるので、
自信がつくなんて意見もあるようだ。

2008年に売り出した当初の売り上げはわずか4,800ドルだったが、
2012年度の売り上げは53,000,000ドルと予想されるほど!?
毎年規模が拡大している。

他の追随ブランドも含め、こうしたパウチ入りフードの小売店での売り上げは、
2012年の一年で372%も伸びたそうである。

ただ、「いつでも、どこでも」食べるということが習慣になると
家族そろっての家庭での食事という概念が根底から覆されることになる。
五感を使って食事をすること、家族と会話をすることは子どもの発達上
とても大切なことである。そのような機会を奪っていることになる、
との意見もある。

また、ピューレ状のものは、かむ練習にならないし、歯にも悪いから
おすすめできないと言う小児科医もいる。

便利なスパウト型ベビーフードは、利便性は高いが、
あくまで補助食として臨機応変に取り入れて行くべきだろう。

参照URL:
NY times
http://www.nytimes.com/2012/06/21/garden/food-pouches-let-little-ones-serve-themselves.html?_r=1


■トレンドから見えるアメリカでウケるポイント3つ
1.スプーンや食器が不要で汚れにくい。持ち運びも簡単。
忙しいアメリカの親たちには、とにかく手軽さが魅力。

2.オーガニックや遺伝子組み換え食品を使っていないもの、
無添加なものが多く、自ら作るよりも簡単に、安心して与えられる。

3.やっぱり価格も重要。多くの企業が参入して、価格が安くなりつつある。
特にまとめ買いで安く購入できるスーパーが増えてきている。

ママリサーチャー:アメリカ在住T.M.

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