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海外進出

2018.05.18

暮らし Life

海外進出


vol.124:【ミャンマースーパー事情】ミャンマーの救世主!?「イオンオレンジ」大盛況の理由とは?

【ミャンマースーパー事情】ミャンマーの救世主!?「イオンオレンジ」大盛況の理由とは?


アジアのなかでも在留邦人がダントツで
増え続けているミャンマー。
そんなミャンマーに住む日本人が、
こぞって通う話題のスーパーマーケットがある。


それが日本企業であるイオン株式会社と、
ミャンマー現地法人である
クリエーション・ミャンマー・グループ・オブ・カンパニーズ
(Creation Myanmar Group of Companies Limited、略してCMGC)
による合弁会社「イオンオレンジ(AEON ORANGE)」である。


在留邦人が急増しているミャンマーで、
いち早く小売業に乗り出したイオンの成功の要因を探る。

■商品・プロモーションの概要
〇ミャンマーに住む日本人の不満とは?


日系企業の進出が増えるとともに、
ミャンマーに住む日本人は年々増加している。
発展の最中にあるミャンマーに住む日本人にとって、
不便なことや不満なこととは何だろうか?


住居や生活インフラといった基盤はもとより、
日本人なら絶対に恋しくなるのが
やはり慣れ親しんだ日本食だろう。


ミャンマー料理といえば、油を多く使うメニューや、
日本人には馴染みのないスパイスが効いた料理も多い。
慣れない食事に胃もたれを起こしたり、
独特なミャンマー料理の味にストレスを感じる人も少なくない。


そんな日本人の需要に応え、
ミャンマー最大の都市ヤンゴンには、
寿司屋やラーメン屋などの日本食レストランが
続々と開店している。


しかし外食も毎日となると飽きる上費用もかさむし、
渋滞の多いヤンゴンではラッシュアワーに
移動するのも一苦労。


日本食を家でゆっくり食べたいという在留邦人による
切実な要望がありながら、現地のローカル企業が
発売しているものや、近隣国から輸入された日本食品は
大抵ローカライズされた味付けで、
日本人には違和感を感じるものが多い…。

このように数年前までは本物の日本食品を手軽に
購入できるスーパーはなく、
その望みはなかなか叶うものではなかった。


〇日本と遜色ないスーパーがミャンマーへ進出!


2016年に日本の小売業大手のイオングループが
ヤンゴンに、日本の商品を扱うスーパーマーケット
「イオンオレンジ」をオープンさせた。


このスーパーマーケットは、イオンがミャンマーで
流通業などを手広く行う現地企業
クリエーション・ミャンマー・グループ・オブ・カンパニーズと
ともに設立した合弁会社だ。
開店当時、5年後に年10店ベースで
ミャンマーに新規出店する計画だと発表された。


「イオンオレンジ」には、果物や野菜などの生鮮食品、
巻き寿司やおにぎり、コロッケなどの惣菜、
納豆や豆腐など日本でおなじみの加工食品はもちろん、
日用雑貨、生活家電、化粧品なども陳列され、充実の品揃え。
その上イオンのプライベートブランドである
トップバリュー商品までも手に入る。


ちなみに日本人だけでなく、ミャンマー人をターゲットにした
ミャンマー料理の惣菜なども揃っており、
地元の人々にも人気がある。


参考URL:
「AEON ORANGE」
http://www.aeon.info/news/2016_2/pdf/160929R_3.pdf
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ08IDB_Y6A800C1000000/


■支持されている背景・理由
〇豊富な品揃えと手頃な価格帯、日本大手企業のブランドで集客!


これだけ日本の商品が揃っているスーパーマーケットは
今までミャンマーには存在しなかった。
この日本商品の豊富さが、集客力につながっている
一番のポイントと言えるだろう。


また海外では高級なイメージが強い日本製品を扱いながらも、
「イオンオレンジ」は現地人にも受け入れてもらえるように
価格が抑えられている。
こうしたリーズナブルな価格帯に加え、
日本の大手企業イオングループというブランドへの
信頼感もあり、顧客から支持されている。 

■ミャンマー人および在住邦人の心をくすぐる3つのポイント
1.増加するミャンマー在留邦人と日本食品の需要
近年ミャンマー在留邦人の増加に伴って、
ミャンマーにおけるニーズに応え日本食レストランが
急増していくなか、本物の日本食品を提供する
スーパーは数年前まで存在しなかった。
そこに「イオンオレンジ」がオープンし、大盛況となっている。


2.日本大手企業というブランドへの信頼感
現地のスーパーマーケットで手に入る日本食品は
ローカライズされており、日本人には違和感がある
味付けのものが多いが、大手日本企業が手がけた
スーパーマーケットいうブランドへの信頼度は高い。


3.充実の品揃えとリーズナブルな価格帯
日本大手の小売り企業であるイオンと現地で流通業などを
広く手がける現地企業とが手を組み、
在留邦人の求める豊富な商品を揃えている。
また高級路線でなく、リーズナブルな価格帯に
設定することで現地人にもアピールしている。

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