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  • フランス

海外トレンド

2018.06.27

グルメ・料理 Gourmet and cooking

海外トレンド


vol.128:【フランス食事情】パリから全国区へ!ベジタリアン・ビーガンバーガー人気が高まるその理由とは?

【フランス食事情】パリから全国区へ!ベジタリアン・ビーガンバーガー人気が高まるその理由とは?


■商品・プロモーションの概要

〇フランスでベジタリアン・ビーガン向けメニューが求められている背景

ここ最近フランスの街中を歩いていて気付くのは、
通りに面したカフェやレストランのメニューに
ベジタリアン向けのものが必ずと言っていいほどあることだ。


フランス伝統料理は肉をベースにしたものも多く、
基本的にフランス人が肉好きな国民であることは
現在も変わりはない。しかし、保守的と言われる
フランス人の食生活にも世界的な
健康ブームの影響が出始めている。


そして、90年代より断続的に続く食肉汚染や偽装スキャンダル、
加えて一部の食肉処理場で動物への虐待が行われていた問題が
明るみに出るにつれ、肉の消費に疑問を呈する人が
増えているのも事実。


2016年に同国の環境雑誌『Terra Eco(テラ・エコ)』が
行ったアンケートによると、フランスのベジタリアン人口は
約2.3%で、将来的にベジタリアンになることを考えている
国民は10%に上るという。


また、同様にフランスの外食産業で変化を見せているのが、
国内ハンバーガー消費量の増加である。
2017年にはついに同国のハンバーガー消費数が
14億個を超え(前年比9%増)、軽食界で長年1位だった
ハムとバターのサンドイッチ消費数の12億個を抜いた。


〇「ベジタリアン」x「ハンバーガー」専門店が外食業界に新風を!

フランス国内で消費されるハンバーガーの70%は、
フランチャイズ系ファストフードではなく、
個人経営のカフェやレストランで供給されているものである。


フランスの伝統的なサンドイッチはいずれも
具がシンプルで、どちらかといえばバゲット(フランスパン)
そのものの美味しさを味わう食べ物だった。


しかし健康志向の影響で、バター含有量が多いパンの分量を
少なくして摂取カロリーを抑え、具の味を中心に
楽しみたいと考える人が増えている。


そのような嗜好の変化が起こる中、
「ベジタリアン」と「ハンバーガー」という2つの人気要素を
組み合わせて注目を浴びているのが、
パリの流行発信地・北マレ地区を中心に展開している
ベジタリアンの店“Hank Restaurant Vegan Paris & Lyon”だ。


この春に地方都市出店も果たした同店の例を挙げると、
セットメニューは
ビーガンパテのバーガー+サイドメニュー+ドリンクで13ユーロ
(約1,690円 2018年6月現在)、
これにデザートがつくと15ユーロ(約1,950円)。
食材やソースにこだわりながらも、
パリの外食相場としては良心的な価格設定となっている。
これに1ユーロ(約130円)追加で
アルコール飲料の選択肢が加わり、
2ユーロ(約260円)追加でバンズを
グルテンフリーにすることも可能。
炭酸飲料にはオーガニック・コーラや
ゴジベリーフルーツのソーダを揃えるなど、
健康に気を遣う人たちをターゲットにした
ペルソナ設定が明確だ。


こうした動物性食材を使わず環境に配慮した
同店のコンセプトは、今後フランスの広い範囲で
受け入れられていきそうだ。


参考URL
https://www.francetvinfo.fr/economie/emploi/metiers/restauration-hotellerie-sports-loisirs/consommation-le-jambon-beurre-detrone-par-le-burger_2666194.html
http://www.bfmtv.com/sante/les-francais-de-plus-en-plus-interesses-par-le-regime-vegetarien-963119.html
http://www.hankrestaurant.com/en-home
http://www.giraconseil.com/
https://www.terraeco.net/Decouvrez-le-nouveau-Terra-eco,64585.html


■支持されている背景・理由

〇健康的で環境に配慮した食生活への改善意識と、オリジナリティのあるバーガー人気

フランスにおけるハンバーガー人気、
フランス人の健康的な食生活の傾向、
動物性食材を使わないベジタリアンや
ビーガン商品への関心が年々高まる中、
動物の輸送や飼育による環境への負担軽減を
意識する人たちも増えている。


それに加え、地元産食材や自家製オリジナルソースを使うなど、
フランスならではのブランディングを打ち出す
ハンバーガー専門店が増加している。


ベジタリアンやビーガンバーガーをメニューに取り入れた
マーケティング手法は、集客率をさらに高め
今後生き残りをかけるフランス外食産業界にとって
必須課題と言えるだろう。

■フランス人の心をくすぐる3つのポイント

1.ベジタリアン × ハンバーガーの組み合わせ
台頭しつつあるベジタリアンへの関心度、
昨今のハンバーガー人気の後押しという、
次世代のフランス外食産業が注目している
2つの組み合わせがヒットの要因である。


2.明確なペルソナ設定と良心的な価格設定
今後ますます増加が見込まれる健康志向の高い客層を
意識した細かなオプションと、明確なペルソナ設定による
メニューに加え、手頃な価格設定がフランスで
受け入れられている。


3.環境への問題意識と店舗ごとのオリジナリティ
動物の輸送や飼育による環境負担の軽減を意識する
人たちが年々増える中、地元産の素材やソースによって
店舗独自のオリジナリティをプラスした、
フランス流ビーガン向けメニューを提案している。

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