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海外マーケティング

2018.08.28

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海外マーケティング


vol.132:【米国ビジネス事情】スポーツ産業はなぜ強い?50兆円マーケットが成り立つ理由とは?

【米国ビジネス事情】スポーツ産業はなぜ強い?50兆円マーケットが成り立つ理由とは?


アメリカのスポーツ産業は50兆円規模といわれ、
なんと世界市場3分の1のシェアを占めている。
スポーツ大国であるアメリカでは、
観戦から健康維持やレクリエーション、
習い事や部活動まで、スポーツが
国民の日常生活に浸透している。


その社会的背景には、エンターテイメント・コンテンツとして
スポーツが老若男女に広く受け入れられていること、
スポーツによる教育効果が重視されていることが挙げられる。


さらに近年、ソーシャルメディアを通じた
ストリーミングや交流によって、愛好家同士の
コミュニケーションとしてスポーツが
さらなる付加価値を生んでいる。


今回は、アメリカのスポーツ産業に焦点を当て、
その隆盛の秘訣に注目したい。

■商品・プロモーションの概要

〇裾野が広いスポーツビジネスにおけるカテゴリ別の集客効果とその戦略は?

スポーツ産業は、

1.放映権/スポンサーシップ
2.スポーツ施設/大会運営
3.習い事/スクール運営
4.スポーツ用品/アパレルに

大別することができる。

各カテゴリごとに、どんな集客効果や戦略が
あるのかを見てみよう。


1.放映権/スポンサーシップ
ベースボール、アメリカンフットボール、
バスケットボール等に代表されるプロスポーツ・大学スポーツは
エンターテイメント・コンテンツとしての価値が高く、
試合のテレビ放映権、広告費、チケット・グッズの売上、
選手のスポンサー契約料など、その経済効果は大きい。


例えば、毎年2月に行われるアメリカンフットボールの
チャンピオンを決める「スーパーボール」の経済効果は
1.5兆円にも及ぶ。大スターによってハーフタイムに
繰り広げられるきらびやかなショーは、
一つのエンターテイメントとして確立しており、
1億人以上が視聴するお祭りイベントである。


最近では、スポーツのライブ放映やストリーミングに
Facebook、YouTube、Amazonが参入し、
ソーシャルメディア間の新たな競争が激化している。


2.スポーツ施設/大会運営
アメリカ郊外では、グラウンド、プール、ゴルフ場、
スケートリンクなどのスポーツ施設が充実している。
固定資産税を財源とする自治体や高校、大学が
保有・運営しており、自治体や民間スポーツクラブなどが
主催する市民スポーツ大会が数多く開催される。


ボストンマラソンやシカゴマラソンといった
メジャーな大会から地域の小規模な大会まで、
スポンサーや地域コミュニティを巻き込み、
遠隔地からの参加者を募る“スポーツ・ツーリズム”も含め、
地域経済にも貢献している。


3.習い事/スクール運営
アメリカ人は他国と比べて定期的に運動をする人の
割合が高いといわれ、フィットネスクラブや
スポーツクラブ、各種グループなど、バラエティ豊富。


教育においても、スポーツが忍耐力やチームワークなどを
含む情操教育に効果的と考えられており、
受験や就職におけるアピールポイントにもなることから、
スクールやコーチ業が産業として成り立っている。


4.スポーツ用品/アパレル
スポーツウェアが運動用のみならずアパレルでも
取り入れられており、ナイキ、アンダーアーマーといった
スポーツウェア・ブランドは、アメリカでは日常的に
着るファッションである。


また、こうした企業は、
プロスポーツや各大会のスポンサーとなり、
認知度やブランディングをさらに高める戦略を取っている。


〇学校でも会社でもスポーツの話題はマスト!SNSによるさらなる広がり

アメリカは、スポーツが生活の隅々に
溶け込んでいる社会である。


週末は友人や家族たちとスポーツ観戦をし、
週明けには学校・会社や近所でスポーツ談義に花を咲かせ、
共通の趣味であるスポーツを通じビジネスや
地域ネットワークを広げる、といった具合だ。


特に地元や出身地のチームへの思い入れは強い。
ある日本人ビジネスマンが
「アメリカでローカルの顧客に受け入れられるには、
スポーツ話題の攻略が必須」と、言われたほどだそう。


アメリカは、基本的に競争を好む社会であり、
スポーツの実績が社会的成功に結びついているのも特徴だ。
幼児や小学生の習い事からスタートし、
中高校生になると大会で実績を残し、
大学受験や就職でのアピール材料とするなど、
受験や就職における位置づけも大きい。


最近では、ソーシャルメディアがエンターテイメントや
コミュニケーションの必須ツールとなってきている。
スポーツチームのファンサイトを始め、
フィットネスクラブ、大規模な市民大会には専用アプリがあり、
ファン同士チーム愛を盛り上げたり、
スポーツを通じたチャレンジや自己実現を共有したりと、
新しい楽しみ方を提供し、
スポーツ産業のさらなる発展に貢献している。


参考URL
米国 スポーツ市場・産業動向調査
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2018/36336636325a9892/201803usrp.pdf


Super Bowl billions: The big business behind the biggest game of the year
https://www.cnbc.com/2017/01/20/super-bowl-billions-the-big-business-behind-the-big-game.html


These are the world's 10 best marathons
http://www.espn.com/sports/endurance/story/_/id/19129302/expert-panel-world-10-best-marathons-including-boston-london-tokyo


Facebook, Google and Amazon are coming for your TV sports
https://www.nbcnews.com/tech/internet/game-facebook-google-amazon-are-coming-your-tv-sports-n856906


■アメリカでスポーツビジネスが成功している3つのポイント

1.高いコンテンツ価値
スポーツ産業は、放映権/スポンサーシップ、
スポーツ施設/大会運営、習い事/スクール運営、
スポーツ用品/アパレルに大別され、
各カテゴリごとそれぞれの集客効果や戦略が存在する。


2.スポーツの教育効果が重視されている
アメリカでは「スポーツを通じて生きる力を育むことが
その後の成功につながる」という社会的信条があり、
受験や就職でも重視されている。


3.SNS×スポーツの新たな広がり
アメリカでは、スポーツの話題がコミュニュケーションや
ネットワーキングの重要ツールともなっている。
SNSを通じて、ファンや仲間との情報共有を実現し、
つながりの場を提供し、スポーツ産業の
さらなる発展に貢献している。

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