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海外プロモーション

2018.11.09

暮らし Life

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vol.137:【香港のビジネス事情】ソーシャルメディアでも話題! 風が吹けばテープ屋が儲かる理由は?

【香港のビジネス事情】ソーシャルメディアでも話題! 風が吹けばテープ屋が儲かる理由は?


「T10」とは台風のレベルを表すシグナルで、最大級のレベルのこと

2018年秋、超大型台風の
「マンクット(Mangkhut)」が香港を襲った。
この台風による損害額は、
香港史上最高となる数千億円にも上るという。


日本と同様、台風の多い香港では、
台風シーズンになると、
現地の人がそろって行うことがある。
外国人には異様に映る光景だが、
香港ではおなじみの光景。


人の手を借りずに簡単に行える上、
経済的でもあることから、
台風時の定番対策となっている。

■商品・プロモーションの概要

〇香港ママの台風対策

香港の土地面積は、東京都の約半分の
約1,100平方キロメートル。
ここに約700万人が暮らしている。


そのため住宅は上へ上へと伸びる一方で、
50~70階建てのマンションが一般的。
空間を少しでも広く見せるため、
壁一面が大きなガラス窓になっている
建物が多いのが特徴だ。


このような住宅に住む香港人が行う台風対策は
マスキングテープを使った窓の強化。
テープをアルファベットの「X」や漢字の「米」
にみえるようにクロスさせて窓に貼り、
強風による窓の振動を抑え、ガラスを補強する。
これは万が一、窓が割れた時に
ガラス破片飛散を防ぐ役割も担っている。


テープは日用雑貨を販売するホームセンターや
小売店、文房具店などで購入することができるが、
今年は最大20%値上がりする可能性が
あると予測されていた。


〇香港の台風ビジネス

テープの通常価格は10ドル (約140円) だが、
マンクット台風時には、約5倍の50ドル (約720円) で
売る店もあった。


非常時にここぞとばかりに値上げするお店に対して、
ソーシャルメディア上では
「北海道地震の時に、消費者のために
値下げ販売していた日本の商売を見習え」
という非難も見られたほどだが、
ビジネスチャンスを逃さないのが、
商売上手な香港人なのだ。


「風が吹けば桶屋が儲かる」ならぬ
「風が吹けばテープ屋が儲かる」という
からくりが香港にはあるのだ。


海外からの駐在員が多い香港だが、
賃貸マンションに住む外国人は、
この風習に頭を抱えることが多いようだ。


「テープはどこのものがよいのか」
「どう貼ったらよいのか」
「はがすときに跡が残らないか」など
初めての場合は特に、
様々な疑問や戸惑いが見られるという。


日本では防犯目的として、
リサイクル可能で剥がした跡も残らない
ガラス強化フィルムや窓シートが販売されているが、
香港で同様のものを探すのは至難の業。
やはり経済的で簡単なテープが主流なのだ。


参考URL
https://www.scmp.com/news/hong-kong/hong-kong-economy/article/2164599/typhoon-mangkhut-bill-could-set-hong-kong-record
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-24/P2ZS5Y6JTSE801
https://www.scmp.com/news/hong-kong/health-environment/article/2164276/super-typhoon-mangkhut-hong-kong-shops-run-out
https://www.straitstimes.com/asia/east-asia/hong-kong-residents-urged-to-prepare-for-the-worst-as-city-braces-for-super-typhoon


■支持されている背景・理由

〇政府も民間も推奨している対策

香港では、台風が来る前の準備として、
テープで窓を補強することを
天文台 (日本の気象庁にあたる機関) が推進している。


マンションのエレベーターホールの掲示板にも
台風前の備えとして
「テープで補強しましょう」との
案内が出るほど、定番の対策なのだ。

■香港人の心をつかむ3つのポイント

1. 昔からの知恵
台風が近づくと「窓にテープ貼った?」が
あいさつ代わりになる香港。
そろそろ取り掛からなければという
気持ちにさせられる。
シーズンになると、ストックを買い足すことで
安心感も高まるほど根強い風習だ。


2. 手に入りやすい経済的な対策
共働きが多く、外国人ヘルパーを雇う家庭が多い香港。
忙しいママや外国人ヘルパーでも、
台風が来る直前で間に合う簡単さが受けている。
どこの家庭にも1つはあるテープ。
入手しやすく手軽な台風対策グッズと言えるだろう。


3.コンパクトさ
毎月来るとは限らない台風。
窓ガラスに貼るためのベニヤ板や
段ボールを保管しておくのは大変だが、
収納に困らないテープのコンパクトさが支持を得ている。

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