グローバルママ研究所

【ママ、海外でサバイバル ドバイ編 Vol.1ラマダン】

◇イスラム世界では、ただいまラマダン(断食)真っ只中

ラマダン期間中は、日の出から日の入りまでの日中に、
公の場で飲食や喫煙をすることが厳禁となります。
一年のうちで最も日が長い時期、しかも40度を超える日中に飲食不可となると、
昼間はもう寝て過ごすしかなさそうですね。
とはいえ、仕事をしている人もいるわけで、そんな人たちは、
なるべく体力を消耗しないように省エネモードで生活しています。
息子が通うナーサリーにもムスリムの先生がいるのですが、
音楽の時間にも関わらずラマダン中という理由で歌わない先生がいるとのこと。
ラマダン中は、音楽などの娯楽も制限されるので、そのためなのかも知れませんし、
ただ単に体力を消耗したくないだけなのかも知れませんが…
でも、そもそもカリキュラムですし、お仕事なのだからちゃんとやって欲しいと思うのが本音。

そんな日本の常識をあてにすればするほど裏切られる海外生活、
しかも馴染みの薄いラマダンという文化においては、もはや正解がわかりません。
なので、驚きはしても笑って受け入れてしまうというのが
ストレスを溜めないコツなのかもと思う今日この頃です。

◇ラマダン中の非ムスリムママの過ごし方

さて、そんなラマダンですが、アラブ首長国連邦の中でも多国籍な人種が暮らすドバイでは、
比較的規律が緩めです。
そのため、ショッピングモールのフードコートやオフィス街などでは、
外から見えないように目隠しをして営業しているカフェやレストランが沢山あり、
ムスリムではない外国人もさほど苦労はしません。
しかし、小さな子連れとなると少し話は別。
子どもは断食しなくていいとはいえ、
大っぴらに飲食させるのはさすがにマナー違反なので、食いしん坊の子どもを持つママは、
こっそりと隠れて飲食できる場所で遊ばせるために一苦労です。
おのずと家遊びが中心になってきますので、
ご近所で同じくらいの年齢の子どもを持つママ友の存在がありがたく感じる時期でもあります。


【テイクアウトのみ営業】


【衝立で目隠しをして営業中のフードコート】


◇日中は省エネモード。では、夜は・・・?

また、ラマダン中は社会全体が日中省エネモードで過ごして、
夜に楽しむというライフスタイルになるので、
ショッピングモールやレストランの営業時間も深夜まで延長され、夜中までにぎわっているようです。
もちろん日が沈んだ後は断食解禁となるため、衝立も目隠しもなく営業できます。
我が家は子どもが小さく、夜に出歩くことがないので、
夜中の賑わいを実際に体験したことはありませんが、今年こそラマダン中に一回は、
近所で開かれている「ラマダンナイトマーケット」と「イフタール」と呼ばれる
日の入り時刻に食べる断食明けの食事に行ってみたいと思っています。
近々息子がたっぷりお昼寝した日、21時帰宅必至で頑張ってみます!

それでは皆さま、ラマダンカリーム。


【昨年近くのビーチに飾られたラマダンオブジェ】


執筆者プロフィール:
アラブ首長国連邦のドバイで暮らす一児のママ。
子連れでの海外生活は初めて。
思い通りにいかないことも多いけど、経験はプライスレスをモットーに、日々育児に奮闘しています。


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